朱雀山入口

このまま、進むと道は、町田街道と合流してしまう。それは困るなと思いながら進むと、その手前、道の左手に朱雀路の道標を見つけます。その先に見えるのは、なんとも、気持ちの良さそうな風景。朱雀山入口とあります。

それそろ、お昼の時間。町田街道との合流地点にあるセブンイレブンで、お弁当を買います。どうやら、先程まで目の前に見える丘の中を歩いてきたらしい。坂道を登ります。

長者窪

ぱあと、目の前に広がる里山。こんな風景を今まで、待ち望んでいたのです。こんな景色がまだ、町田市内に残されていたとは!!ただただ感激です。朱雀路の道標には、この先、朱雀路終点。

案内板には、この地は、長者窪、又は長者屋敷と呼ばれ、宝物が埋まっているという朝日長者伝説が残されているそうです。この畑の続きにある朱雀山には、7世紀頃の横穴古墳群があることから、私には、川崎市多摩区の長者横穴古墳群と同じく、古墳の出土物から伝説が生まれたのではと推測します。

絶景

畑の中では、NHKラジオが12時のニュースを伝えています。それが合図かのように、農家の方は、帰ってしまう。長者窪を囲むように道をぐるり。振り返ると、橋本駅前の高層ビルや名前の知らない山々が見えます。そんな光景を見ながら、草むらの斜面で弁当を食べます。なんとも、贅沢。

続く