工人の道

先の案内板によれば、この谷戸沿いに続く道は、古代の工人たちが窯に向かった通勤の道であり、製品を運び出した道とのことです。右手の丘の中に窯があったのだろうか、道沿いにいくつもの谷が切れ込んでいます。

そういえば、「町田の民話と伝承第2集」に記載の「相原のかわらけ谷戸」、相原トンネル入口の北側の谷戸付近一帯には土器の破片が散っていたので、「かわらけ谷戸」と呼んだというのは、この谷戸の事でしょうか。

谷戸の終わり近く

左手の谷戸部分は、丸山家庭菜園となり、賑やかな農作業の声が聞こえてきます。

谷戸の終わり近くになると、谷戸の中央部に入ってきます。出口付近の大木の下には、獣魂碑があります。

古代窯の谷の風景

出口付近から、谷戸の中を眺めます。右手に見える住宅地は、丸山団地。谷戸の中を小川が2本も流れているのに、なぜか、畑ばかり。古地図を眺めても、田んぼのマークなし。不思議です。

続く