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御殿場口公園内に山田富士の案内なし。公園の西側にある丘の方に向かってみる。丘に登る階段を見つけました。ミニチュアの富士山だから登山口と言った方が正しいか。横浜市の案内板によれば、「東側の緩やかな道を御殿場口、南側の急な勾配の道を吉田口としています。」ところで疑問なのですが、山田富士の範囲は、どこからなのでしょう。地上からなのか、それとも丘の頂上付近だけなのでしょうか。これにより、登山道の解釈が異なってしまいます。 |
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登山道「望郷」によれば、「登山道の途中には、胎内堂(陥没)があり、白山様、伊豆権現、その他の碑が多数あり」私が行った時には、石碑には気づきませんでした。(別の撮った写真には、写っているものがありました)登山道の途中右手に神社跡と思われる場所がありました。 |
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山田富士が見えてきた写真で見覚えのある形が見えてきました。ようやく、この丘が山田富士であることを確信しました。「神奈川ふるさと風土図横浜編」によれば、昭和の初めの頃までは、毎年、富士山の山開きの7月1日に、富士講の人達が七富士巡りをしたそうです。その七富士は、この北山田、荏田、川和、池辺、茅ヶ崎、新羽、篠原の富士塚です。このうちで現存するのは、北山田、池辺、川和(復元)のみです。頂上に続く道が見えますが、登ってはいけません。頂上付近まで登ると、足元に道を塞ぐように金具がおかれていて躓いて転ぶことになります。 |
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山田富士正式な登り道は、登山道を進むと、広場のような場所に出て、階段がありますから、こちらからどうぞ。ご飯を盛ったような形をしています。横浜市の案内板によれば、「富士信仰に基づき、富士山の山容を模して築かれた富士塚です。」ところで、この辺りに西側に別の登山道らしき道が見え、塞がれていますが、壊されて行ける状態になっています。急な登山道です。行ってみたい衝動に襲われますが、何とか抑えます。この道が吉田口でしょうか。 |