現役?

廃道となった今でも、速度指示だけは何故か、クッキリ残っています。自転車にはまだ有効なのだろうか。

昔はどんな感じだったんだろう。古地図や昔の航空写真は見ていないけど、右手にも丘があって、丘と丘の谷間を縫うように走っていたような気がする。

細谷戸橋

遠くに見えていた多摩美術大学が近くに見えてきた。

久保谷戸経由で橋本へ抜ける新しい道が下を横切る。その上を細谷戸橋で渡ります。ほんの数年前まで、この辺、谷戸が多くあったはずなんだけど、消えてしまった。残念。

造成地の中を覗いてみる

昔よりは、住宅が増えているはずだと思うけど、なぜか、長い間手つかずのまま。

造成地に昔の田んぼか、畑だったと思われる名残りが見えます。造成地は、丘を崩してあるのだろうから、丘と丘との谷間の谷戸田 だったのだろうか。なんだか、想像力がたくましくないと駄目かもしれない。

鑓水の集落

鑓水の南半分(当時の鑓水村の1/4がニュータウン用地として買収されたという、朝日新聞「多摩の百年」下巻、絹の道より)は開発されたものの、北半分は開発を免れました。今もなお、豊かな自然が残っています。この対照的な風景を見る限り、今となっては、失敗だったのだろう。

因みに左手の建物は多摩美大。駐輪場には、自転車で登校してくる女学生達が見えます。
続く