諏訪神社へ

来る途中、見落とした諏訪神社への入り口ですが、来る時に気づいていた道路改修記念碑のところでした。

そこから、長い階段の山道を登って行きます。この時、突然、雨が降り始めました。さすが、雨男。境内で雨宿りする羽目に。

諏訪神社

由緒によれば、明治10年、子の権現の場所に、鑓水村内の諏訪神社(日影谷戸、開発で消滅。多摩美付近)、八幡神社(厳耕地谷戸)、子の権現(子の神谷戸)の三社を合祀したものです。

参道にある石燈篭が立派です。八木下要右衛門、大塚徳左衛門達によるものです。彼らは、江戸時代末〜明治時代初めにかけて、生糸を扱う鑓水商人でした。生糸は絹の道を通って、横浜から海外へ輸出され、かなりの財を成したといいます。

鑓水公会堂

雨は小雨になってきました。これなら、何とか歩けそう。子の神谷戸を引き返して、元の鑓水まちの広場まで戻って来ました。

鑓水公会堂の前を通って、厳耕地谷戸へ。

厳耕地谷戸

鉤の手のように曲がった坂道を降りていきます。この先が北鑓水の中心の厳耕地谷戸。

行く手に見えてくる立派なお屋敷は、八木下要右衛門の屋敷跡に建つ絹の道資料館。休憩で寄ることになります。
続く