シラカシ

先ほどの福寿橋方面へ旧東海道を引き返し、駅前方面から福寿橋の前の分かれ道を右に行った形に。

道の両側は住宅地になっていますが、旧東海道の面影が所々に。緩い下り坂に。小さな神社が右手に見え、大きなシラカシが見えます。横浜市の名木古木に指定されています。神社は立入禁止になっていました。

横浜平戸農専果樹の里(平戸果樹の里)

分かれ道に出てきましたが、旧東海道はそのまま、真っ直ぐ続いています。この辺りを平戸農業専用地区と呼びます。

道沿いの旧家では果物を販売しています。よちよち歩きの女の子が部屋の中で、いたずらしていて微笑ましい。その庭先には、この道が旧東海道であるという看板が出ています。道沿いにネットが張られた梨園は、台風16号の強風のためか、たくさん地面に落ちています。

品濃坂(信濃坂)

目の前が開け、左手に平戸小学校で、分かれ道。平戸果樹の里は、左に続いていますが、旧東海道はそのまま、真っ直ぐ、品濃坂を降ります。

品濃坂は、「神奈川ふるさと風土図・横浜編」によると、摺子鉢坂(すりこばち)とも。摺子鉢坂は、鎌倉時代のいざ鎌倉のエピソードで有名な佐野源左衛門常世が、この坂で転んだとかで「やせ馬や戸塚の坂で二度ころび」の川柳があります。
続く