南大沢八幡神社

正面に回りこみます。階段を上がったところにあり、それほど広くはない境内ですが、まさしく、南大沢の鎮守にふさわしいでしょう。

「新編武蔵風土記稿」によれば、勧請年代は不明です。天正7年(1538)の棟札があるけれども、この頃に勧請したかはわからないとのこと。

オオツクバネガシ

八幡神社がこの場所に昔からあることを証明する、境内右手の大木です。それほど、樹形は大きくないのですが、そばにある案内板では、推定樹齢600年とのことです。

大きくないのには理由があり、明治13年(1880)正月に神社の火災に遭い、さらに、木の中は空洞化しているようです。それでも、高さ25m、周囲5.8mもあり、ここまで、復活したことに生命力を感じます。

末広稲荷大明神

八幡神社の境内続きの左手にある小さな神社です。「新編武蔵風土記稿」には、日向に稲荷社の存在を確認できます。

境内には、古い石仏が集められています。境内には、山茶花の白い花が咲いていました。
続く