丘の上

右カーブしながら、道を登ります。辺りには住宅は見当たらず、なんだか、のどかな風景になってきました。

竹林越しに柚木中学校が見え、丘の上に出てきたことに気づきます。

大石信濃守居館跡

その先で、丘を降りるのかなと思いながら進むと、さらに道が続いています。その先に民家が見えますが、とりあえず行ってみる事にします。

佐藤孝太郎著「多摩歴史散歩」によれば、この辺りは、戦国時代、この地域を治めていた上杉氏の家来である大石定基(宗虎)の屋敷跡ということですが。

畑道

道はその民家で行き止まりではなくて、畑の中へ続いていましたが、さすがに車は入れません。

丘の上にこんな場所があったとは、驚きましたが、なんだか、良い感じの場所を見つけられて嬉しい。

石仏

良い感じに道端に石仏が佇んでいます。

左から、享保3年(1718)の庚申塔、宝暦6年(1756)の六十六部供養塔、そして、文化12年(1812)の地蔵。
続く