分かれ道

坂道を降っていきます。木の枝に作業着が引っ掛けてあったりして、怖いです。途中で道が横切り、分かれ道となりますが、右へはとても行けなさそう。自動的に左へ進む事になります。

道は次第に笹薮の中へ。この時点で何かおかしいなと思い戻ろうかと思うものの、今まで来た道の悪さを思うとひき返せず。

どこかに出てきた

笹薮から出てきました。かなり太い道です。北に行く右の道と南に行く左の道。何となく、見覚えがあります。そうです。あの多摩サーキットではないかと。

立ち入り禁止のはずなので脱出しなくては。ありがた山から南下してきたので、逆に右に北上します。

やはり、多摩サーキット

目の前に見えるのは一面の荒野。しばらく進むと、穴が見えてきます。なんか、ここに来たような記憶がある。脱出できそう。

日が傾き始めています。時間が無い。地面の土が霜柱が解けきらず、ぬかるみ、足跡がはっきり残ります。二輪車の先客がいた模様。

脱出

長方形の形をした場所の底辺の右角から来たので、左角から脱出。たぶん、この道は多摩サーキットを取り囲む道だろう。(つまり、ありがた山から多摩サーキットには入ってしまった道もこれ。回されるわけです。)笹薮がひどくて真っ直ぐには進めず。途中の左の分かれ道に入る。

目の前の道はありがた山から来る道。助かった。寄り道をしている暇はないのです。そう言いつつ、絶壁へ逆流して行ってみようと思います。
続く