シラカシの参道

境内を一直線に伸びるシラカシの参道。「川崎市多摩区の歴史」によれば、鉄砲馬場と称して、明治期まで、農家の人達が農耕馬を競争させる馬駆けが行われていました。

静寂の中、農家の前に、延享5年と元禄5年の二つの庚申塔が並んでいます。

諏訪社を出る

鳥居をくぐり、出てきた道路の斜め左側の平瀬川支流沿いの路地に入ります。

鳥居の前に元禄16年の庚申塔があります。

馬頭観音

鳥居の前にある明治時代の馬頭観音は、それぞれの方向に「此方長津田・大山道」「此方東京道」と書かれ、道標となっています。

「川崎の町名」によると、この大山道は、枡形の榎戸、大道を経て長沢に入り、王禅寺に出て、そこから南下して、長津田で溝口の方からの大山街道と合流していました。
続く