子(ね)ノ神社前

川沿いに何台も車が停まっています。その脇を通り抜けて奥へ。

道が細くなるとともに、左に子ノ神社の社が見えてきます。

子ノ神社

子ノ神社前に架かるいわゆる神宮橋を渡って、境内へ。杉、桧、サワラの鎮守の森に取り囲まれています。本殿裏に庚申塔が並んでいます。

神社前の由緒書きの看板によると、主祭神大己貴命(おおなむちのみこと、大国主命(おおくにのぬしのみこと)の別名)は、農民の守護神、台所の神、縁結びの神と言われています。私が興味を持ったのは、神社がある場所が早野字富士山下であること。富士山信仰があるようです。

分かれ道

神社を出て早野川沿いに歩いていき、五月橋を過ぎると、早野川は、道路の下に潜ってしまい、交差点に出てきます。ここで右折します。麻生不動院の不動橋で別れた柿生の里散歩道は、籠口の池を経由してきて、ここから子ノ神社へ向います。

道なりに進みます。非常に交通が激しい道です。お母さんと一緒に下校途中の小学生も横断するのに渡りかねています。

子ノ神社入口

途中で大きく左カーブするあたり、地蔵が並んでいます。上地区地蔵保存会による改修10周年記念碑によると、右から順に念仏塔(寛政3年)、道祖神(文政6年)、交通安全地蔵(昭和63年)、不明、地蔵(文政6年)。

実は、この場所は子ノ神社への入口。神社前の橋の辺りで右折するとここに出て来られます。つまり私は、遠回りしてきたのです。
続く