道標の庚申塔

明治7年と刻まれた地神塔と天明9年と刻まれた庚申塔が並んでいます。

庚申塔には「右ぐみやうじ(弘明寺)左かまくらみち(鎌倉道)」と刻まれています。「こうなん道ばたの風土記」によると、この道は関城の付近(つまり、現在の場所)から上野庭の浄念寺脇に達していたそうです。

野庭団地に出てくる

冬でも緑濃い階段を登ると、野庭団地に出てきました。野庭神明社が目の前に見えます。

「横浜市営地下鉄各駅散歩」によると、野庭団地の入居は昭和44年9月造成開始、昭和48年秋頃入居開始の開発面積96ha、収容人口2万人の大団地です。

横浜グリーンテニスクラブ

野庭神明社に参拝する前に、その向かい側にあるテニスコートの前庭に入り、第六天社を探します。

第六天社

広い前庭のどこに第六天社があるのだろうと見渡すと、すぐに見つかりました。前庭に入って手前左側の垣根の所です。

「下野庭」によると、柊の古木(樹齢300〜400年)の下に祀られています。元々は、字第六天(横浜グリーンテニスクラブのある辺り)の山頂にありました。開発のため、この柊の木と祠がここに移されました。正月、節分には供え物をします。
続く