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石仏群残念ながら、この石仏群の周りにはロープが張られていて近づけないのと暗くて、何が書かれてあるのか良く読めません。「下野庭」によると、堅牢地神塔、庚申塔、馬頭観音塔、石灯籠がまとめて祀られています。ようやく庚申塔の左側面に右かまくら道と書いてあるのが確認できます。。「こうなん道ばたの風土記」によるとこの庚申塔は道標で、「左ぐみようじ(弘明寺)」「右かまくら道」とそれぞれ彫られているそうです。 |
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谷戸の中に入るその先はほとんど住宅の無い谷戸の中。真っ暗で写真が全く撮れません。こんな暗闇の中でも、平気で散歩している人達がいたりして、不思議。「下野庭」のルートは、この右手の丘にある野庭三谷町公園の「塚の古址」という先祖供養塔を訪ねて終わりですが、真っ暗なので諦めます。「こうなんの道ばたの風土記」によると、「塚の古址」とは、小田原北条氏の家来が北条氏が滅んだ後、野庭に隠棲し、野庭の丘から小田原を追慕したといういわば、菅秀塚の小田原北条氏版。 |
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野村港南台ちなみに、「こうなん道ばたの風土記」によると、右手の丘は馬洗川の水源地であり、日野村・野庭村・小菅ヶ谷村との境だったとの事。それゆえ、その意味で三谷と言うのだと思う。道は谷戸の入口でコンクリートの壁に突き当たります。その上に住宅街が浮かび上がります。野村港南台です。道はここで左に折れ曲がり、坂道となります。坂道を登ると、野庭町から日野南に入り、野村港南台の住宅地に入ります。 |
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分かれ道野庭町の散策も終わり、駅に戻らなくてはなりません。分かれ道に出てきます。ここから一番近い最寄り駅はJR根岸線の港南台駅です。ただし、駅までの一本道はありません。一番、わかりやすいのはこの分かれ道をまっすぐ行き、環状3号線に出て港南台駅近くまで進むルートですが、近道をしようと、この分かれ道を左折して港南台駅方面の道を進むことにしました。 |