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住宅地になる右手にある団地への階段入口が見えてきます。頼りにしていた懐中電灯の灯りがだんだん、弱くなって、ついに消えてしまいます。こんな肝心なときにと、独り言を言いながらCDプレイヤーの電池を外して、懐中電灯に転用します。その辺で適当に住宅地の中へ左折します。日野南から港南台へ。「こうなん道ばたの風土記」によると、昔、この辺りに武相国境が通っていたそうです。つまり、昔の相模国から武蔵国へ。 |
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小坪公園前住宅地の路地を進みます。車の通る通りに出てきました。道路の向こう側は公園のような場所(小坪公園)です。通りへ右折しました。 |
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港南台駅が見えるそのすぐ先、交差点に出てきました。歩いてくる人達がぞろぞろと左手から現れます。なんだろうと左を見ると、その先にダイエーの看板が見えて、その下に駅のホームが見えます。港南台駅が見えてきました。ようやく、根岸線沿いの道に出てこられたのです。後は、根岸線の掘割沿いにある一方通行の坂道の商店街を駅の方へ降りていきます。 |
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根岸線港南台駅に到着目の前に、高島屋も見えてきて、18時近くに、港南台駅へ到着。港南台駅は掘割の中にあります。徒歩距離約10km、所要時間約5時間。野庭は、かつて野場と呼ばれたような農村風景は失われてしまいつつありますが、鎌倉下の道が通っていた頃の昔の面影を所々で見つけることができました。遠くまで景色が良く見えるのに、日没の時刻を気にして歩かなければならない冬の季節が本当に恨めしいです。 |