下野庭名主の長屋門

港南ゴルフというゴルフ練習場へ続く坂道の途中に、名主の家があります。

長屋門が立派。「こうなん道ばたの風土記」江戸末期に建てられたとのことです。「港南の歴史」によると港南区唯一の茅葺き屋根の長屋門だったはずですが、現在は瓦葺きに葺き替えられています。

正応寺

下野庭名主の家と道を挟んだ真向かいに浄土宗正応寺があります。正応寺は「港南の歴史」によると、元和か寛永(1615〜43)の頃の創建と推定されています。永谷川を正応寺橋で渡り、その先の山門を入り、その先の階段を登ります。その両脇のイチョウの木は「下野庭」によると、大正3年の御大典(大正天皇の即位)の記念として植えられました。

本堂は工事中でした。この正応寺には、「新編相模風土記」にも記録された港南区最古の嘉暦4年(1326)の板碑が保存されているとの事です。

火の見やぐら

正応寺を出て道を南下します。

途中に火の見櫓があります。「下野庭」に、この辺りの昔と今の新旧比較の写真が載っています。昔は田園の中の一本道でした。

清水橋

正応寺並びの丘では、現在、丘を崩して開発中です。

清水橋で永谷川を渡ります。
続く