水道記念館へ

坂道を登っていきます。まだ通勤時間帯らしく、駅方面へ坂を下っていく人達とすれ違います。

向こうに見える赤と白に塗られた電波塔は、水道記念館のある西谷浄水場にあるもの。

水道道(すいどうみち)

坂が一段落し、交差点に出てきます。交差する道路は、西谷浄水場から野毛山浄水場(現:野毛山公園)まで続く水道管が埋められている水道道。

交差点の角のメモリアルポケットパークに洋風の建物が見えます。かつてこれも、水道関連の施設でした。

川島町旧配水計量室

メモリアルポケットパークにあるこのレンガの建物は、西谷浄水場から横浜中心部に給水する配水管の量をはかる量水装置を設置するために大正3年3月(西谷浄水場建設の前年)に建設された建物です。西谷浄水場の玄関口として保存されています。(そばにあった説明板より)文化庁の登録有形文化財にも指定されています。

案内板の白黒の写真を見ると、ここから西谷浄水場まで続く道は、西谷浄水場の建設のための資材を運ぶための運搬索道であったことがわかります。

坂はきつく

西谷浄水所に近づくと坂はきつくなります。途中のバス停では、子供連れの親子、高齢者がバスを待つ風景を見かけます。

坂を登りきるといよいよ、西谷浄水場です。
続く