坂をくだる

坂の上から下り道。道の細さは昔のままの風景ですね

辻山(反対側より)

降りてくると十字路に出てきます。昔、鴨居から菅田へ行くこの道と白根、長津田方面へ行く山の頂上での交差点だったので辻山と呼ばれました。

この場所は、道を挟んで鴨居村(道左側)と下菅田村(道右前方)と上菅田(道右手前)との境でした。現在でも、緑区(鴨居村)、神奈川区(下菅田村)、保土ケ谷区(上菅田村)との境になっています。

庚申塔

辻山には、祠があり、その中に庚申塔が二つあります。

左が明和元(1764)年、右が元文5(1740)年のものです。

土の坂道

辻山の庚申塔を過ぎると、まっすぐ行く道はこんな坂道になっています。かなりの傾斜で、穴があき、でこぼこして滑りやすく、道の状態が悪いです。辻山で左に降りる道を行ったほうが賢明です。

何でこの道を通るのかといえば、「鶴見川沿い流域散歩」でコースになっているからです。同時に、緑区と保土ケ谷区との境の道であり、左に見える柵につかまり、降りていきます。
続く