パルテノン多摩 階段を降りてきて、パルテノン大通りに出てきます。このパルテノン多摩は、言うまでもなく、パルテノン宮殿をイメージしているのでしょう。すごい階段ですが、階段を登り降りしなくても、パルテノン多摩の中にエレベーターがあるので心配しなくて良いです。 下界でも、時折、風が強く吹き抜け、歩くのにも不自由します。猛烈な風の勢いで写真もぶれてしまいます。

「多摩の里山」展、開催中 そのパルテノン多摩に、歴史ミュージアムという、多摩ニュータウンの今昔を知ることができる場所があります。多摩センターに来た際には、時間が許す限り、寄ることにしています。 今回は、「多摩の里山」という特別展が行われており、一時間ほど時間をつぶしてしまいます。江戸時代の入会地の絵地図が展示され、当時、村と村の境界をはっきりしておくことが大事だったことがわかります。また、昔話に良く出てくる三本松も入会地でのお話でした。昔はそれだけ、寂しい場所だったのです。また、常設展もあり、ここでは、ビデオシアターで先程の白山神社の遷宮や唐木田の今昔についても知ることができます。多摩ニュータウン建設により、立ち退く農家の人達が、無表情に藁葺き屋根の民家を壊している姿が印象的でした。

多摩センター駅に到着 パルテノン大通りを進み、大学のサークルによる新入生勧誘の波をかきわけると、その突き当たりに多摩センター駅があります。 徒歩距離、約5km、所要時間、約2時間30分。多摩センター駅はいつの間にかに、リニューアルが行われ、きれいな駅舎となっています。小田急線や京王線の乗り入れる交通便利な駅ですが、多摩中央公園やパルテノン多摩に寄るならば、やや面倒でも、今回のように唐木田駅からの順路がお勧めです。

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