尾根緑道の始まり

初めの印象は、とにかく広い道だなと。そしてどこが尾根道なんだと。まさか、道がアスファルトとはおもいませんでした。

「町田の公園とみどりガイド」によると尾根緑道の前身は、旧陸軍の戦車試験用道路で戦車道と呼ばれた戦争の遺物。道幅は30m。標高130m〜140m。下小山田町の大賀藕絲館(おがぐしかん)から小山町の田端に至る延長約6.5kmの尾根道です。

尾根緑道の基本形

前出の本によると、途中の常盤台まで(約1.5km)は、桜並木を中心に生活道(5m)、自転車道(3m)、遊歩道(2m)の3本の道。こんな道がずーと、続いています。

戦車道は戦前、相模原市にあった戦車の工場から、戦車をテストするために作られた道ですから、その終点は相模原に近い小山町田端になるわけですが、それすら知らず、歩いていきます。しかも、尾根緑道≠戦車道なのです。それが自分の中で誤解する原因となります。

展望広場より

尾根緑道の麓に見える小山田緑地。その奥に見えるのは見覚えのある建物達。右から順に多摩センターのベネッセのビル。唐木田のKDDIの電波等。清掃センター。大妻学園の建物。
続く