光明寺

久保山霊堂の向かい左手にあるのが光明寺です。境内には、和香会館という仏教図書館があります。

この光明寺には、「神奈川の戦争遺跡」によると、太平洋戦争のA級戦犯の忠魂碑があります。昭和23年(1948)12月23日に死刑執行されたA級戦犯達の遺体が久保山火葬場で密かに荼毘に付された事に由来するそうです。私は忠魂碑があるなあと思ったものの、そんな過去があるとは知りませんでした。

尾根道

道路の舗装状態は良い物ではなく、歩道が無いので歩くのも大変です。なんだか、斎場の周りという陰鬱なイメージにさらに輪をかけます。

この道沿いには、寺や葬儀施設、石材店が集まっているので、好き好んで歩く人もあまりいないとは思いますが。実際、道の途中で出会う人達は墓参の人が多いです。

久保山斎場

道の右手奥に近代的なデザインの塔が見えます。おそらく、これが久保山斎場でしょう。

近年、立て替えられたらしく、昔のイメージとはかなり違い、そう言われなければ、横浜中央図書館に似た感じすらしますが、それでも、やっぱり怖いものです。

久保山墓地管理事務所

久保山斎場を過ぎて、右手に管理事務所が見えてきます。現在、新規の墓地の分譲はしていないようです。

その入口に「大正12年震火災横死者合祀霊場」と書かれてあったので、その先の元久保子供の遊び場を通り抜け、奥に進んでみることにしました。
続く