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六道の辻(南向き)南には、開放感のある農地が広がっています。ここは、泉区との境近くです。六道の辻とありますが、要は2本の古道が交差する所に、脇道が分岐しているのです。瀬谷区の案内板によれば、一本は宮沢新田より藤沢道、更に一本は横浜弘明寺観音より座間星の谷観音への信仰の道(星の谷道)です。星の谷道は、左斜めに行く道。藤沢道は真ん中、右斜めに行く道かな?その奥に日向山団地群が見えます。一番右の道は畑の畦道のようですし。 |
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石仏瀬谷区の案内板によると、六道の辻とは、仏教で言う地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上への分かれ道です。当時の農民がこの地に自分たちの終生末代の安楽を求め願ったそうです。心の拠り所としての神社を作ったり、この世とあの世とを連想させる場所を見つけたり、開墾地での暮らしは、よほど辛かったのでしょう。辻には地蔵とそれを説明する正徳5年(1715)の石碑があります。「これよりぐみやうじ」と刻まれています。願主は上柏尾村だそうです。 |
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六道の辻(北向き)残りの北向きの三叉路。今まで通ってきた住宅地の方向です。この写真の右手が先程の山王稲荷社からの道。真っ直ぐの道がこれまた先程の中村の辻へ続く道。これが藤沢道でしょうか?コースはその残りの左斜めの道を進みます。この道は星の谷道。道はその先、右カーブします。左手に芝生が続き、その先には森が見えます。宮沢4丁目から南瀬谷2丁目へ。宮沢地区を出ます。 |