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中原街道その道幅のまま、中原街道に出てきます。下瀬谷3丁目から北新という地区へ。「横浜の町名」によれば、この北新という地名は、この地域には、「北村」「新道」の字名があり、通称の「北新」を採ったとのことです。かつては、瀬谷町だったそうです。それを裏付けるように、この地は、小田原北条氏の時代より、江戸時代に渡って、中原街道の中宿、瀬谷駅として開けたとのことです。そうすると、今までの鎌倉街道が旧道だとすると、新道とは、中原街道の事を指すのでしょう。 |
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宗川寺山門その中原街道との交差点に、瀬谷八福神の福禄寿のある宗川寺があります。寺前の瀬谷区の案内板によれば、山門裏にあるイチョウの木は、夫婦銀杏とされ、昔から縁結び、安産祈願の信仰を受けているそうです。 |
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宗川寺(北新26-13)日蓮宗白東山宗川寺。まず、本堂にお参りしましょう。これは、八福神のある他のお寺にも言えることです。「スタンプブック」によれば、江戸への布教の途中であった日賢上人が、この地に住む石川宗川の篤き信心に感じ、初め、石川家の鬼門除けの題目堂を建立し、開祖となり自ら開山となったのです。寺の名前は開基である石川宗川から取りました。これを書いている私も、開祖、開山、開基の違いがわかるかといえば、わからず。 |
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福禄寿本堂の前に、瀬谷八福神の福禄寿があります。旅行読売出版社発行「首都圏七福神めぐり」によれば、福禄寿は福(幸福)、禄(生活と経済の安定)、寿(健康にして長命)の三徳を授ける。さらに、これらを具える人徳を授ける神ともされます。 |