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妙光寺本堂日蓮宗蓮昌山妙光寺。「ガイドブック」によれば、白雉3年(652)に、明光比丘尼が庵を立てたのが始まり。大同3年(808)に天台宗の福昌山明光寺となりましたが、弘安5年(1281)池上の本門寺に向かう途中の日蓮上人が一泊した際、住職が教化され、日蓮宗に改宗。寺名を蓮昌山妙光寺に変えました。 |
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旧万年寺の鐘本堂左手にある鐘楼の鐘は必見です。正中2年(1325)鋳造ということですから、約700年前のものです。元々、この妙光寺の鐘ではなく、同じ横浜市青葉区恩田町にあったという万年寺の鐘なのです。なぜ、その鐘がこの場所にあるのかといえば、「町田の民話と伝承第一集」によると、宝徳4年(1452)この地の領主、山田入道伊賀経光が寄進したと梵鐘に刻まれているとのことですが、この入手方法については後ろめたいものがあり、恩田村でのバクチで取り上げて持ってきたものだそうです。 |
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大黒天(瀬谷八福神)鐘楼の隣に八福神である大黒天を祀る大黒堂があります。「首都圏七福神めぐり」によれば、打ち出の小槌を持ち、商売繁盛のご利益があります。この妙光寺の大黒天で通常の七福神を全て巡った事になりますが、この瀬谷八福神は、これに加えて、もう一つ、福神を巡らなければなりません。その福神はダルマ大師です。同じく、「首都圏七福神めぐり」にある他のコースを眺めてみても、七福神を名乗っていても、その中身は八福神であるものを見受けます。 |
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東名高速道路夕暮れも迫り、残りの一福神を早く巡りたい所ですが、コースに従い、妙光寺を出たら、瀬谷柏尾線を北上しなくてはなりません。東名高速道路の高架とぶつかります。瀬谷区の北まで来た事を実感します。高架の手前右手にある若宮八幡神社に寄ることになります。階段を登って、若宮八幡神社境内へ。 |