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左折高田交差点を過ぎると、交通量がめっきりと減ります。途中から歩道も道の両側に付くようになります。天満宮交差点を過ぎ、なだらかな坂道を登ります。綱島駅からバスをご利用の方は、この先の天満宮バス停に降りることになります。天満宮前バス停を過ぎ、左手に大きなスーパーが現れます。それを過ぎた先にある分かれ道に左折します。 |
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たつみ台住宅地高田東から高田西に入り、住宅地の中の坂道を登ります。興禅寺はこの住宅地の奥にあります。遠くから見た時は、横浜七福神の旗が翻っていたと思ったのですが、近づくといつの間にか片付けられています。そろそろ、時間です。急がないと。今日で七福神巡りの期間とされる松の内が終わります。 |
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興禅寺(港北区高田町1799)坂を登った右手に、横浜七福神の六つ目、天台宗興禅寺があります。前の東照寺から約2時間15分もかかってしまいました。門前では福神の福禄寿が出迎えてくれます。「横浜七福神」によると、福禄寿は、学問と福徳の神様です。沿革の案内板によると、寺伝によれば興禅寺の始まりは仁寿3年(853)。本尊の十一面観音は安産観音として有名です。「新編武蔵風土記」によると太平記に登場する桃井播磨守直常がこの付近に館を構え、寺の再建復興に寄与しました。 |
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本堂「横浜七福神」によると山門の高梁には江戸時代後期の頃の七福神の彫刻があるそうです。昔から七福神信仰があった事を感じます。私は見逃しました。山門をくぐり、誰もいない境内でお参りします。この本堂は密教造りです。これでようやく6社目になります。境内左手には多宝塔があります。右手には文保2年(1318)桃井播磨守が寄進したという石幢六地蔵があるそうです。これも見逃しました。 |