ずっと階段

その先、ずっと階段。それほど急ではないにしろ、結構大変。

右手には、塩釜山清鏡寺。この辺りは、塩釜谷戸と称するところ。この辺りでは、昔、塩を焼いて、生活をしていたようです。

大塚観音堂

階段を登って、大塚観音堂に辿り着く。参拝者は誰もいない。「多摩歴史散歩」によれば、塩を焼く守りとして第六天を祀り、その周囲に観音の祠を建てたのが信仰の元です。本尊は、当然ながら、御手観音こと、千手観音。

観音堂では、幕末、新選組に参加した斎藤一諾斎が明治になり、寺子屋を開いていました。背後に迫る建物は、帝京大学の建物。

奥へ

奥へさらに階段が見えたので登ってみることにしました。階段の前に釜。塩を煮詰めた釜という意味でしょうか。

写真には写っていませんが、この手前右手には、弁天池があり、嘗めるとしょっぱいらしい。でも、濁っているので、そうする勇気が出ません。そこで、崖から湧き出している水を嘗めてみましたら、ほんのり塩っぽい感じがしました。

塩釜権現?

階段を登っていった突き当りには、祠がありました。

そばに供えてある塩の袋は、塩釜に因んだものだろうか。
続く