城山の天王様小町井戸の道を挟んで向側にある本丸の丘に登ってきました。そこには、祠がありました。祠がある理由として、次の昔話があります。昔、小山田に行こうと小町井戸の辺りを通った地元の人が、松の根が動いたのを怪しみ、刃物で切ったところ、それは大きな蛇で、翌年から厄病が蔓延したため、蛇の祟りだと思い、ここに祠を作り、蛇を祭ったところ、疫病は収まったそうです。(町田の民話と伝承1) |
看板のある分かれ道多摩センター駅に向かいます。先程の尾根道に戻り、小町井戸の辺りを過ぎると、分かれ道に出てきます。この分かれ道を右に行けば、多摩センター駅方面へ向かう道の目印となるクヌギの大木があるらしい。左への道は、小野路城の本丸に向かう以外には、行かない方が良いです。ここからの道はお勧めしません。私は、ここを誤解して、左に曲がってしまいます。谷の渓谷のような道を歩いていきます。また、分かれ道を右へ。 |
つづけえの道だったらしい(後から知る)途中の風景。ここまでは、まだいいですが、道が非常に狭く、そして、時々、崩れて足を取られます。ここまでは、まだ、良い方です。これから先がもっと酷い。自分の背の高さまである笹薮の中に何とか道があると言う感じです。この道を別の道と誤解している私は、道が整備されていない事に不思議に思いながらも、目の前に現われる分かれ道を左へ行くのを繰り返しながら丘を下っていきます。枯れた笹薮の中へ。 |
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こんなところに出てきました。枯れた笹薮の中を通ります。道は、消えかかっていますが、続いています。畑の奥の出口に出てきました。ロープを潜り、見た光景。手持ちの地図と何か、違います。畑仕事から帰るおじいさんに道を尋ねます。「あんたがいるのは、扇橋。小野路城から来た?あの道から?そこは、つづけえの道といって、うちの畑に入る人がいるから通れない様にしてある。道でないところを来たんでしょ。」と言われます。 |