徳恩寺前

この先は、あかね台の住宅地です。

左手に分かれ道があり、恩田駅前に出ます。ほとんどの車は左折して、消えてしまいます。

あかね台鍛冶谷公園前

住宅地を進むうちに、左手にあかね台遊水池が見えてきました。この先に、あかね台鍛冶谷公園があります。トイレ休憩ができます。

あかね台は今の地名で、鍛冶谷は昔の地名です。昔、この辺りを鍛冶谷(鍛冶谷戸)と呼びました。「田奈の郷土史」によると「堀之内の杉山社のあるところに豪族の城があったという説がある。(新編武蔵風土記稿には堀之内の項に空堀あり、住民は城跡なりと云うとあり)堀之内は、鍛冶谷戸はその裏に当たるところで城主がここで刀剣を打たせたものではないかと想像される。」昔、鍛冶屋がいたのが、鍛冶谷の名の由来になったというのです。

丘が見えてくる

あかね台、鍛冶谷公園を過ぎると、右手に丘が見えてきます。

この丘の中に子ノ辺神社があります。

子ノ辺神社

参道の階段を登り、お参り。昭和12年に当所、鈴木駒吉によって奉納された賽銭箱の上に、招き猫の人形が置かれています。「田奈の郷土史」によると、ご神体は石棒とのことです。また、この付近から縄文土器がたくさん発見されていたそうです。

「新編武蔵風土記稿」によれば、この辺りが子ノ邊谷という小名であったことがわかります。子ノ辺神社の裏手が先程の熊ヶ谷小川アメニティになります。
続く