青面金剛庚申塔

階段を登ってきた真正面にある石仏がこの庚申塔です。享保7年(1722)のものです。

今まで見てきた庚申塔の中で荒々しく、彫りも濃くて、左手に持っている女の首(ショケラ)もリアルです。

土公神

青面金剛庚申塔の並びにあるのが、今まで見たことがない珍しい石仏、土公神です。弘化4年(1847)のもので、「土公神」と文字だけ刻まれています。

「写真集多摩ニュータウン今昔」によると、土公神とは土の守護神であり、他にも落合白山神社の境内にあるそうです。農業の神様だったかもしれません。

地蔵立像

「新多摩石仏散歩」によると、左の蓮華座に立つ地蔵が享保4年(1719)の岩船地蔵です。でも、特徴である岩船はありません。

右は年号不明の地蔵です。
続く