通りに出てくる

坂道を登ったら、また、坂道を下ります。

通りに出てきます。ルートは通りの向こう側に見える路地に入ることになりますが、右折して寄り道します。

いぶき野中央交差点手前

この通りは、泣き坂に寄り道する前の下長津田橋に続きます。下長津田橋からは、この通りを通るのが本来のルートです。

いぶき野中央交差点の手前の十字路の手前左手に、上の原石仏があります。因みに前を横切る通りは、先程の旧泣き坂から続く神奈川道の旧道です。

上の原石仏

「都筑の丘そぞろ歩き3」によれば、右、馬頭観音、中央、元文3年の六十六部供養塔、左、文化9年の地蔵尊です。

「探訪マップ」と「いぶき野今昔」によれば、江戸時代、六十六カ国の社寺に法華経を収めることを目的として回国巡礼に出る者を六十六部(略して六部とも)と呼び、無事に願いをかなえて帰国した時に、巡礼の記念として建てた記念碑が六十六部供養塔です。六十六部には、僧侶だけでなく、一般の人もなりました。長津田の六十六部の場合は、一般の人の場合が多く、この供養塔も一般の人でした。

十字路

ルートに復帰し、一番上の写真の路地に入り、十字路に出てきます。

左折して住宅地の中を進みます。
続く