九十九折の坂道

竹林を抜けると、雑木林の隙間から下界の景色が目に入るようになります。

特徴的な九十九折の急カーブ。楽しみながら、道を降りていきます。

工業地域に降りてくる

やがて、住宅地に出てきて、真っ直ぐな坂道を降りてきます。

住宅からの道に合流し、通りに出てきて右折。この周辺は、「折本町新宮台地区急傾斜地崩壊危険区域」なのらしい。

庚申塔のお堂を右折

この通りは、住宅地と工場地帯とを分けるちょうど境界線のような道で、右手に住宅地、左手に工場が続きます。それゆえ、通りにも工場関係のトラックが多く通ります。

歩道は、道の左側にあります。少し進んで、トラックとバスの進入禁止の標識が見える分かれ道の右手に、庚申塔のお堂があります。お堂の所を右折します。

回国地蔵

道を進んだ左手、工場の建物の脇に、江戸時代の六十六部が全国を巡礼して、記念に建てた回国地蔵が見えます。

「鶴見川沿い歴史散歩」によれば、正徳5年(1715)のもの。この先、道は、左カーブします。
続く