北八朔下根地区

十二神社を出て、左の丘に沿い北上します。十二神社周辺は、北八朔下根地区急傾斜地崩壊危険区域に指定されています。

この道は、一本右側にあるバス通りの裏道の為、車はあまり通らない。日差しを遮るものはありません。その上、長袖の上にフリースを羽織っている有様。とにかく暑い。けだるくなってきました。

バス通りと合流

左の丘に登りたいなと思いながらも、その先、右カーブしてバス通りと合流します。

その合流地点付近、やたら、車が何台も停まるので、何があるのだろうと思ったら、角の店の自販機でジュースや煙草を買っているのでした。

宗泉禅寺入口

その角の店の隣が宗泉寺の入口です。宗泉寺に至る階段は、急傾斜。そのため、瑠璃坂という女坂があります。

疲れてきたので、私は階段を登らずに、その瑠璃坂を登ります。因みに、この瑠璃というのは、宗泉寺に祀られていると思われる薬師如来に関係があると思われます。

宗泉寺

曹洞宗放光山宗泉寺。「緑区史資料編第一巻」によると、開山は、顕堂長察大和尚。(寛永8年(1625)に入寂)。武相寅歳薬師の11番目。

境内には、数多くの地蔵と丙戌(恐らく、1706年、1766年、1826年のいずれか)の年号のある庚申塔や寛政9年(1797)の「月山、湯殿山、羽黒山供養塔」があります。そこには、都築郡北八朔村と刻まれています。北八朔が古い地名である事を実感します。
続く