蔵王高根神社

その前に、交差点右手にある交差点名の蔵王高根神社に寄ります。この神社は旧坂本村の神社で蔵王社と高根社が合祀されています。

明治22年、(旧)仏向村と(旧)坂本村が合併し、矢崎村となった際、同じ村内にある杉山社に合祀されたものの、地元の人は建物を残し崇拝し続け、戦後になって再び、分祀して独立したという歴史を持ちます。江戸時代、坂本村はさまざまな災害が多かったそうです。そのため、信仰心が強かったのですね。

両郡橋

上星川駅まで少し、遠回りする理由は、帷子川にかかるこの橋に寄るからです。この橋の名は、両郡橋。この名の由来は、この橋が橘樹郡坂本村と都筑郡上星川村との境にあったことから名づけられています。

再び、上星川に戻ってきました。両郡橋交番の前の路地へ右折します。

上星川駅前商店街

路地は、駅前商店街になっています。またも、JRの高架の下をくぐると、目の前に相鉄線の踏切。駅は近い。

踏切を渡らず、線路沿いに右折すれば、目の前に上星川駅が見えてきます。

上星川駅に到着

15時前に到着。晩秋となり、日没時間も早まっています。徒歩距離10.6km、所要時間6時間30分。

横浜の秘境、陣ヶ下渓谷は、今では人が気軽に立ち寄る事のできる場所になっていました。自然と生活、どちらを優先すべきだろうか、そんなことを考えていました。

なお、保土ケ谷散策ガイドは、区役所で配布中です。身近で知らなかった保土ケ谷区を知る事請け合いです。
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