分かれ道道の右側には、専修大学の国際研修館への案内が出ています。こっちではないよなあと思いながらも、消去法で左に現れた坂道に興味を持ちます。雑木林の中をかなり、きつい坂道で登ります。その先右手に、なにやら、蔵のような建物が見えますが、民家ではないことを祈りながら進みます。 |
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天神社出てきたところは、ちょうど、天神社の境内でした。階段でない坂道だったことを考えると、車で神社に登るための道だったようです。お参りをしていきます。この天神社は、もともとは、韋駄天社と呼ばれていました。川崎地名辞典によると、「韋駄天は、本来仏法守護の神で、広福寺の守護神としてはじめ置かれたものであろう。後に広がって、村の鎮守とされたものである。」さらに、「明治初年の神仏分離の際、広福寺から切り離され、社名も仏教神の韋駄天をやめて天神社とした。」 |
階段「最近では、「韋駄天ばしり」にあやかろうと、ご利益を求めるマラソン選手などの参詣姿も見られます。」(川崎歴史ガイド 津久井道と枡形城址より)そんな記述を裏付けるように、体育会系の若者達3〜4人が競争で参道の階段を駆け上がって境内に現れ、お参りをしていきます。一瞬、何事かと思ったほどでした。先ほどの広福寺の本堂前の山門からこの参道に直接、続くルートもあるようです。 |
分かれ道天神社から専修大学方面へ。学生達は、相変わらず。もう少しの辛抱です。少し、進んだ先にあるY字の分かれ道を左折。 |