細山郷土資料館

香林寺の門が見え、右手に立派な建物が見えます。細山郷土資料館です。この日は休館日でしたが、開館日でも、すでに閉館時刻(17時)を過ぎています。

資料館の前に、昔の農耕具や消防団の手押しポンプが置かれています。折角来たのに、つまらないので、小さな半鐘を鳴らしてみました。もうすぐ、18時。日の入りまでに間に合うでしょうか。

香林寺(川崎市麻生区細山3-9-1)

門前の階段を登って境内へ。武州稲毛七福神の6つあるお寺のうち、5つ目。臨済宗、鎌倉建長寺の末寺。福神は、布袋尊。気が焦って、本堂にお参りするのを忘れる所でした。

門前の案内板によると、明治から昭和の初めまで、先ほどの西生田小学校がありました。その後、香林寺幼稚園の下にある細山中島第2公園に移転しました。公園内にある桜の大木が名残だそうです。その後、昭和35年に現在の位置に移転したとの事です。

香林寺五重塔

気が焦っていたのは、時間があまり無かったのもありますが、このお寺には、五重塔があり、それを早く、見たかったのもあります。

本堂裏の墓地へと続く坂道を登った所に、この五重塔があります。ガイドによると、昭和62年10月完成の新しいものです。地元の人たちが土地区画整理の記念として、建てたものです。先ほどの細山郷土資料館も同様の理由で建てられています。塔の前に休憩所があり、由来を書いた板がありましたが、難しく書かれていて読めませんでした。
続く