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宝蔵院へ路地を真っ直ぐ進みます。やがて、路地に出て、宝蔵院という案内が出るのでそれに従って真っ直ぐ進みます。私は間違えて右折して、馬場町公園まで行き、間違えた事に気づいて戻ってきます。この辺りから馬場町です。「横浜の町名」には、「新編武蔵風土記」の馬場村の項に「村名の起は小田原北条に属していた諏訪三河守がこの地に居城を構えていた時の馬場があった場所なのでその様に呼ぶ」とあります。その寺尾城が気になります。 |
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宝蔵院山門やがて、右手に宝蔵院の山門が見えてきます。門前の沿革碑によると、この山門は、鎌倉時代に作られたものと伝えられています。宝蔵院は寺尾地区にある最古のお寺。裏山には寺尾城の砦を守るための土塁があり、また、境内にあった溜池は寺尾城の水の手として使用されていた事が判明しました。山門前の駐車場に途切れることなく、車がやってきて、御墓参りの家族連れが降りてきます。白幡公園でトイレ休憩をしそこなったので、ここでトイレ休憩をします。 |
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本堂元旦の境内は御墓参りの家族連れで満ちています。元旦に御墓参りをしたことの無い私には、新鮮に思えました。本堂の左側には神奈川名木100選に選ばれた源平五色の椿があります。その案内板によると赤、白、ピンク(赤白混合)、しぼり(赤白が点在)、ぼかし(色がにじむ)の5色の花をつける珍しい椿。開花時期は、3月中旬から5月中旬で、見頃は4月上旬。純粋な赤白が美しく、樹齢600年と伝えられる老木である事から源平の名が付きました |
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足びき地蔵尊境内には見所が多くあります。散歩する人には、足びき地蔵尊がお勧め。由緒には、「馬場の貯水池脇の坂で足を怪我する者続発し、昭和50年、山上の草むらの中から横たわる野仏二体が発見され・・・これを足びき地蔵尊と命名し、当寺に移転せるものにして、この地蔵尊を祈願する者より足腰の痛みがとれしという誠に霊験あらたかなる地蔵尊なり」「〜寺尾の里〜」によると馬場の貯水池脇の坂道が貯水池南側のくらやみ坂であることがわかります。 |