踏切

右カーブして、東急東横線の踏切に出てきます。

一度、遮断機が降りると、反対方向の電車も来て、なかなか、踏切が開きません。

富士塚バス停付近

ようやく踏切を渡り、東急の線路沿いに進みます。

富士塚バス停があり、興味を引かれます。富士塚町はこの場所では無く、東急の線路向こう側にあります。「港北百話」によると、「富士塚の地名の由来になっている塚は、現在の富士塚2丁目、小恵幼稚園上の高台に、富士浅間神社という小さな社とその脇の大きな松の木の下に、富士塚と呼んだ大きな塚があった。それが大正初期に神社の合併があって、この社は無くなり、その後、塚も松の木も宅地化の波に流されて、いつしか無くなり、その跡さえない。」

綱島ガード

右から、JR横浜線が寄り添ってきて、そのガードをくぐります。

ここで菊名の名の由来を。「横浜の町名」によると新編武蔵風土記の菊名村の項には、「小田原衆所領役帳に小机葛名開と書いた場所があるが、恐らく、この場所であり、葛名は間違いで字の似た菊名氏が開いた場所であろう。」とあります。私は、よく言われる野菊咲き乱れる風光明媚な地(港北百話、蓮勝寺の菊名山の由来より)の方が好きなのですが、どうなのでしょう。

菊名駅東口に到着

ガードを抜けると、駅前商店街。菊名駅はまもなくです。徒歩距離11km。徒歩時間5時間30分。

実はこのまま、横浜七福神めぐりをやろうと思ったのですが、時間的に厳しい事に気づき、あきらめました。後から考えると、到底不可能で、大口菊名(大口聞くな)と言われそうで。ようやく、オチがつきました。
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