修廣寺

修廣寺前にやってきました。境内に大きな太鼓が見えます。

仁王門をくぐって境内に入ります。先週の日曜日(4月4日)に、おしゃか様のたんじょうび(本当は4月8日)、花まつりが行われた様です。

大太鼓

遠くから見えて気になっていた大太鼓。叩くと鳴りそうですが、飾り物かもしれない。

お寺に太鼓。不思議に思って検索すると、ここ修廣寺は、住職の奥様が始められた、夏蒐太鼓(なつかりたいこ)の本拠地です。寺の山号でもある夏蒐は、昔の柿生の名前です。

典座和尚と道元禅師の銅像

境内でトイレ休憩。一御さんをこの像の前で待ちます。側の案内板には、「他はこれ吾にあらず。さらにいずれかの時をか待たん」

有名な話の様です。自分なりに要約すると、炎天下で汗を流しながら椎茸を干している老僧に、道元が「あなたがする事で無いでしょう」と言うと、「私の仕事ですから。」。「今やらなくても」と言うと「今やらなくてはいつできるのでしょうか」という問答から、仏教とはなんであるかと悟ったそうです。

修廣寺を出る

桜が散る境内でボケーと佇んでいると、鶯の警戒している鳴声、他の鳥のさえずりが聞こえてきます。時間を忘れて聞き入っていました。

この先、しばらくは、小田急の自然ふれあい歩道通りに歩こうと思います。門を出て、門前の分かれ道。右の坂道を下った先には総門が見えます。どちらが正しいのでしょう。地図と方位磁針で確認し、真っ直ぐ進むことにしました。でも、この道で良いのか、半信半疑。
続く