![]() |
小野神社六地蔵の所から、出て、もしかしたら、小野路は、この世とあの世との境なのかもしれないと感じました。逢魔の刻にお墓に入ってしまったのも、悪いかもしれない。なんか、妙な恐怖感に襲われたので、お参りしていきます。力石、蛇塚など、変ったものが境内にあります。ここは、室町時代からの古い神社のようです。この神社を出、左に曲がると、ガソリンスタンドが見え、先の多摩センター駅方面から来る道に戻ります。雨が降ってきました。天気予報では、今日は降らないと言っていたのに。前、来た時も、雨が降ってきたような。 歩道のない道が、しばらく続き、左側に老人ホームらしき建物が見えるころには、歩道も整備されています。 やがて、道は、鎌倉街道とぶつかります。このまま、だらだら歩いていくと、鶴川駅に出ます。 |
![]() |
岩子山千手院ある本(けやき出版だった)を立ち読みすると、ここは、東京辺りの亡き者達は、このお寺裏の丘陵を目指すそうです。とすると、小野路は、あの世とこの世の境とといえるかもしれません。こんなことを聞いていたから、恐怖感に襲われたのだろうか。別に、私は、霊感が強い人でも、霊を信じる人でもありません。その時の状況、自分の心理から、恐怖感を感じたのだと思います。でも、こういうことが噂されないと、愚かな人は、現世の金儲けのために、自然を破壊しかねないでしょう。 |
![]() |
鶴川駅に到着だらだら、駅に向かっていましたが、駅に至る道の両脇の所々に石碑が建っており、この道が古い街道であることがわかります。駅の側まで来たときに、18時を告げるお寺の鐘の音。やっとの事で、鶴川駅に到着。約11キロ。約3時間と言ったところでしょうか。 小野路での出来事がちょっと、ショックで、かなり、早足で駆け抜けたように思います。 |