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階段山門をくぐって、さらに右手の奥にある階段を登ります。その先に大船観音が見えてきました。 |
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大船観音(白衣観音)ようやく、大船観音の前まで来ました。驚いたことに、この観音像は、半身です。ここまで来るまで全身だと思っていました。それでも、大船観音寺のホームページによれば、高さ25m。前にある売店でミニ観音像を購入。350円。観音像の胎内は、空洞の参拝所になっており、参拝者によるお経が聞こえてきます。私は拝むばかりで何もわからないので、小部屋の展示室にある建設中の写真を眺めていました。昭和4年(1929)に着工しましたが、戦争のため、建設途中で中断され、20年近く放置されていました。完成したのは、昭和35年(1960)。放置されている間の写真は、見ている私まで鬱になりそうなお顔でした。 |
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黙仙寺大船観音の丘を降りて、入り口前の道を北上します。左手に、大船観音の敷地に隣接して、黙仙寺があります。かつて、大船観音は、この黙仙寺の管理下にあったようです。沢寿朗著「鎌倉史跡見学」によれば、明治の末、静岡県から現在地、鎌倉市岡本に移ってきました。元々は祐昌寺で、移転時に開山の維室黙仙の名をとって、黙仙寺となりました。 |