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分かれ道右手に続いていた住宅地が別れ、森の中に入ります。森の入口で分かれ道になります。右と左、どちらに行こうか。東生田自然遊歩道の案内板は無く、掲示板にこれからの整備計画を告げる地図があるのみ。改めて確認すると、東生田自然遊歩道のルートは左に行き、日向の丘に向かう事になっているようです。ルートが良くわからなかったので、私は右に行き、南斜面の明るい森を行く事にしました。 |
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野草の森野草の森と名付けられた雑木林の周りを巡る道です。野草の森という言葉には、竹の伐採、雑木林の間伐を行い、さらには下草を刈る事により雑木林の林床まで日が当たるようになって、野草が育ってほしいという願いが込められています。管理の行き届いた雑木林で歩いていて楽しくなります。道の両側にある柵は、竹の棒と棒の間に伐採された枝を積み上げたもので、恐らくカントリーヘッジのようなものと思われます。 |
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畑が見える南の斜面に畑が広がっています。その先に、津久井道と浄水場通りが交差する根岸陸橋が見えます。この辺りに休憩所があります。弁当を買ってこなかった事を後悔しています。気温はどんどん上昇、15℃まで達し、汗ばんできます。「川崎の町名」によるとこの辺りは、昔から日向山と呼ばれていた場所。その名の通り、日当たりが良かった。でも、辺りには人家も無い寂しい坂道で、覆いかぶる林の落ち葉や滲み出る水で、車を引く人にとって「じごく」と嫌がられていました。 |
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ビオトープゾーン左から日向の丘からの階段が合流してきます。この先、笹薮と雑木林が混じるようになります。このゾーンでは、生き物に配慮して、通り道や隠れ場所として部分的に刈り残している模様。それゆえ、あまり、手をいれないようだ。 |