先々週の13日に仕事の帰りにフラッとアキバによっていろいろ物色したのですが、その中でATiのRadeon9100というグラフィックチップを搭載したビデオカードが9280円で「微妙に安いかも」と言う衝動にかられ買ってしまいました。
まぁちょいと昔はATiと言うとグラフィックチップはほとんど外販してなくて、
自社でチップの設計
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TSMC等のFabでチップ製造委託
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自社のボードアセンブリ工場で組立て(こちらも製造委託かも)
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代理店や卸業者等に出荷
と言うのが当たり前であり、確かに品質は保たれるのですが、価格競争に比較的合い難い為(今だとMatrox辺りが当てはまりますが)、値段も高価安定してる場合が多くて、個人的にはあまり面白そうなメーカーでは無く(微妙に興味をそそるようなあやしぃボードとかが無い)、自分が最初に購入した悪評高いSOTECのM246のRage128VR以来、触った事がありませんでした。
何せ廉価版のグラフィックカードとは言え、一世代前のハイエンドボードであるRadeon8500の改良品でありますから、その性能は侮れません。ただコアクロックとメモリクロックが多少落とされてはいますが。
去年Radeon8500が30000円程度したという事を考えるとかなりお買い得です。
買った時は10点限りで中も見ないで購入した為、家に帰って空けてみると冷却FANがチップに接着剤で直付けで嫌な予感はしてました。
早速最近購入したA7V8Xに挿してみると、VGAモードでは安定するのに、解像度を上げたとたんにマウスを動かしただけで、止まってしまう不安定さ。しかも文字が消えてしまっていたり表示がかなり変だったりします。
「まぁ、ママンとの相性かな???」
と思いセカンドマシンのA7S333に挿してみたが、改善せず。
ATiはチップの設計は上手いが、ドライバの出来が糞と言うのは良く耳にしてましたので、ドライバが駄目なのかなぁ~と思い、最新版のリファレンスドライバをATiのサイトから落としてみることに。
それにしてもATiはネーミングセンス最悪。
CATALYST(カタリスト???)
日本語に訳してみると「接触」、ダサすぎ。こういった部分はnVIDIAに遥かに追いついてませんね。性能では追い越してますが。
まぁ、御託はこの辺にして、その最新版のCATALYST3.1を入れてみるが、安定する気配なし。
で結局いろいろやってくうちに、Rage3DというサイトからRadeonのユーティリィティの「R3DTweak」を入れてコアクロックとメモリクロックをコア250MHzから220MHzに、メモリクロックを200MHzから180MHzに落としてみることに・・・。
クロックを落とすと表示もまともになり安定する・・・
正直自分の環境やドライバの入れ方が間違えていて、店にクレームを入れるのは迷惑この上無い行為であり、絶対に避けたいので、とにかく時間をかけて検証したが、間違え無く冷却不足。何せ冷却FANがチップからずれてるし、横からみると片方にしか接着剤がついてない。
自分で外して修正しても良いのだが、購入した当初からそんな事をするのはちょっとバカらしいので、明日辺り文句を言いに行きます。
ちなみに代理店が興隆商事株式会社で、製造メーカーはおそらくPowerMagicだと思われます。
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