UNICOMP(IBM Enhanced101) 42H1292U |
新規作成日:2002/3/18 |
更新日:2002/5/12 |
現在市販されているメーカーパソコンは、強烈なコスト競争に陥りはコストの下げやすいキーボード類などは真っ先に目をつけられ「入力できればいい」程度の酷い物が付属されるようになり、 また初心者騙しの「Eメールボタン」やら「インターネットボタン」など無駄なキーばかりふえ、本来あるべき姿とは別の進化を遂げてしまいました。結果、各社から発売されているキーボードのほとんどは安っぽいキータッチで長時間入力するのが困難で、また心地よい入力感覚など皆無なものばかりになってしまいました。私が思うにキーボードの進化というものは1990年前半で終わっており、その時代のキーボードはキータッチがよく、また頑丈で長年使ってもなかなかへたることがないキーボードが多く存在しました。特にIBMはキーボードにこだわっており、「5576-A01」などに至ってはオークションなどで状態の良い物などは数万円で取引されているほどです。この辺はジーンズで言えばLevi’s501と同じような感覚だと思います。私も「5576-A01」や「5576-C01」などは近くのジャンク屋などで掘り出し物で出ないか目を光らせていますが、見つかるのはAptivaに付属してきた「5576-B01」ばかリ、これはIBMが日本のMitsumiに作らせたマレーシア製のキーボードでIBM独自の「BuckLingSpring」構造ではなく、普通のメインブレン構造となっており、系版的には同系列ですが、出来としてはまったく別の物となっています。このキーボードも現在のキーボードに比べるとキーの引っかかりや適度のキーのクリック感で、古いキーボードの割に市場にはたくさんある為、500円位から買うことができ、お買い得といえばお買い得です。私的には、「5576-A01」とまで言わないまでもせめてIBMの「BuckLingSpring」キーボードが欲しくなり早速ネットでさがしましたが、IBMからキーボードやプリンタの製造部門がLexmarkとして分社し、しばらくはLexmarkがIBMのキーボードを作っていましたが、現在この構造のキーボードの製造権はアメリカの小さな会社であるUNICOMPが持っており、同社が現在も発売していることがわかりました。最初はここのオンラインストアで購入しようかと考えていましたが、送料が結構かかるので迷っていたところ、秋葉原ネオテックという、UNICOMPの正規代理店が存在していることがわかり早速購入してきました。ちなみに値段は9800円+消費税でした。この値段を安いと見るか高いと見るか個人の価値観によりますが、私的にはかなり満足のいく買い物ができたと思います。 これがまた重くて大きくて持ち帰るのが大変でした。 2001年9月5日製造です。 上の写真のようにかなりしっかりと包装されていました。 「MADE in the USA」と言う文字が誇らしげです。 PS/2端子は普通のキーボードとあまり変わりがありませんでした。この辺はコストダウンの対象となったのでしょう。 ちょっと古臭い配色がまたたまらなく雰囲気を醸しだしています。 キーの配置が一般的な109日本語キーボードと違い、かなりキーは位置が違うため、かなり戸惑います。ちなみに半角/全角キーも存在しないため、日本語を入力する際はOS側で自分なりにカスタマイズする必要があります。 ちょっとこの辺のデザインがいまいちです。なんとなく安物にも見えてしまいます。
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