砧本村への道(中編)

前編はこちら この辺もアニメで出てきた場所だろう、手すりが線路を再利用したもの。 この付近にローソンとかマルエツがあるから、必要ならここでトイレを済ませるなり買い物をした方が良い。 この先は砧線跡の通りには殆ど店が無いからね。 この溝が線路の模様と勘違いしていたが、実際には右側のブロックの模様だった。 廃線跡と言うのは特徴的で良くわかる。 先を急ぎます。   この辺で右側の道路が分かれていきます。 と言う事は砧線は左側を走っていたのだろう。 急に左に曲がります、このカーブの半径が小さいから大型車両が入れなかったとか。 急カーブの先は十字路に出ます。 吉沢停留所跡付近、どうやらこの辺にも遺跡があったみたいだが、 完全に見逃してた。 吉沢橋から二子玉川を望む。 色々ツッコミ所はあるけど、我慢。   ここもアニメで出ていた。 今はこんな頑丈そうな橋になってますが、数年前まで砧線の旧橋梁を利用した橋が残っていたとか。 残念。   右手に公園がありますが、この付近に伊勢宮河原停留所があったとか。 ただ戦後には既に無かったそうです。   この右手にスポーツセンターある場所付近が大蔵停留所跡。ここも伊勢宮河原停留所と同じように廃止されてなかった。   左手には砧下浄水場があります。 砧線跡はこの右側を走っていた。 当時は一面田んぼだったんだろうね。 丁度東急バスが通過して行きました。 この鉄塔、砧線の架線柱を再利用した物だと思ったが、どうやら違うらしい。 この公園が砧本村駅跡らしい、公園にトイレがあるので借ります。

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押入れ掃除してたら

懐かしい本を発掘した。 確か、現在は東急田園都市線の宮崎台にある「電車とバスの博物館」が 高津駅の高架下にあった時代に訪れた際に買った本。 現在も入場料が大人は100円とかなり安いが、 当時の「電車とバスの博物館」は入園料が10円と格安で、 手軽に遊びに行くにはもってこいの場所だった。 まぁ、東急電鉄の宣伝も兼ねているからそれだけ安いと思うけどね。   この写真の中で今東急線を走っているには、8500系と一番右の8090系のみと言うのがなんとも言えない。 8500系も今となっては爆音で五月蠅いし雨の日は空転が激しいから不評だけど、 私にとっては当時横浜線を走っていた保守的な103系と比べても前衛的でかっこよく見えた。 右下の日立電鉄は既に廃止されているし、今月末にはとうとう十和田観光電鉄も廃線となってしまう。 鉄道(旅客)は人口密度が高い地域だと能力を発揮するけど、そうじゃない場所だと厳しいからな。 維持費が膨大なのに利用者数が少ないから、収入を増やす為に運賃を値上げして、値上げすると利用者が更に減少すると言う、 負のスパイラルに陥って、結局経営努力しても限界を向えて廃線と言う道を辿ってしまう。 今後数年で、あとどれだけの路線が廃線になるんだろうか・・・