真福寺下交差点

曲がった先、右手にグラスウッドというログハウスの喫茶店があり。早淵川の支流、布川に架かる布川橋を渡ります。その先、左手に山内郵便局があり。「神奈川のふるさと風土図(横浜編)」によれば、前述の桝屋は、この山内郵便局の隣辺り(東側?)にあったといいます。

荏田宿通と並行している通りの真福寺下交差点に出てきます。その名の真福寺は、交差点を左折した先にあります。

真福寺入口

通りを東進します。やがて、電柱に「真福寺」の案内を見つけて、指示通り右折します。

真福寺前

小机観音霊場の20番目。字原根にあり。境内に聳えるカヤの木が立派。門前には、上宿女講中によって建てられた文政11年(1828)の庚申塔があります。女性達が建立した石碑を見たのは初めてです。

案内板によれば、この真福寺は、元は、ここから北へ350mにある(案内板には3.4kmとあるが、これは誤り)現在の荏田町自治会館の場所(「横浜・緑区歴史の舞台を歩く」より。先程の釈迦道が旧246に交差した辺りにある)にあり、大正10年(1921)、建物が老朽化したため、その真福寺の元観音堂があったこの場所に移ってきたそうです。釈迦道の名の由来となった釈迦堂も同時に移ってきたものと考えられます。
続く