処刑場があったらしい

「多摩丘陵フットパス2」によると、この辺に罪人の首を洗ったという泉があるらしい。「町田の民話と伝承第2集」にこの道の西側にあり、弘法さまのお水と呼ばれる、東側の赤松林の南側には獄門場跡があったと伝えられています。

「相原散策絵図」によると、処刑されたのは、元和5年(1619)、相原の諏訪加賀という人物。隣村の鑓水村との共有地の境界紛争で「お前は山林が欲しいか、命が欲しいか」と問いただされ、「山林」と答え、山林を得た代わりに処刑されました。当地では、処刑された5月5日には、鯉のぼりを上げないでいるそうです。

無線塔が見える

この時には、境界紛争で処刑が行われたという歴史を知らず、池も見つけなかったのですが、地図を良く見ると、八王子市と町田市との市境がこの道沿いに日本閣の所まで突出しているのは、そのためなのかなと思ったりします。もし鑓水と相原が天領だったとしたら、それは、江戸幕府が行った可能性が高いです。松林を見かけなかったのは、例の台場建設で切られたのかなとも思います。

あまりにも寂しく、林の間から人工物である無線塔を見つけてうれしくなる。

分岐を右折

車止めのあるところで、分岐となります。

この旧道は左手の坂下方面へ続いていく。相原方面へは右折。

CV相原東

先程、見えていた無線塔前。NTTドコモのものでした。肝心の無線塔が写っていません。

無線塔を左に見ながら進む。
続く