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展望広場六部塚前からすぐに、展望広場に出てきます。案内板によると、なお、この先、約1kmにある蓮生寺まで尾根道が続いていたと言います。開発により丘が削られて、このように行き止まりになってしまいました。この先、武相観音巡礼道のルートを辿っていた都道155号線の旧道もここまで。鎌倉道でもあった事を裏付けるように鎌倉との結びつきも強く、その蓮生寺は、東鑑によると、源義朝が帰依していたので、息子の頼朝も厚く遇したという円浄坊が寿永元年(1182)に開創とあります。 |
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展望多摩ニュータウンの八王子市の別所地区を眺めます。この周辺は、多摩ニュータウンでも、新しい街。まだまだ、造成地では建物の建設が続いています。左手に見える小学校は、別所小学校。因みに、この先に見える緑の丘は、蓮生寺の裏手にある蓮生寺緑地。その麓の辺りまで、尾根道が続いていたということになります。現在では、その尾根道の道跡を辿るように、ご覧のような立派な都道155号線の新道が整備されています。その道と交差するのは、尾根幹線。 |
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別の道を進む展望広場からの先、左カーブしながらの下り坂。この先のよこやまの道は、古道のルートから外れ、純粋に多摩市と町田市との尾根境を進みます。この道は、都道155号線の旧道とは別物です。 |
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右折坂道を降りてきて、一瞬、道がフェンスの扉で行き止まりかと思いましたが、右に道が続いていました。明らかに別の系統の道。階段を降りていきます。フェンスの先の農道は、一体、どこに続いているのやら。その先、面白いことに、なぜか、杉か檜の並木が続いています。道の左手には、フェンスが続き、そちら側にも道が並行しています。何の道やら不思議。 |