立町みはらし公園を出て、権兵衛坂道を少し登ると、峠に出てきます。ここは、鳥越町、立町、白幡南町、白幡西町との境です。この先、道を挟んで右側が白幡南町、左側が白幡西町になります。白幡と頭につく町は、元は橘樹郡白幡村だった地域。鳥越や立町は元は橘樹郡神奈川町であり、宿場町だった神奈川と周辺の村との境でした。

道が三方向に分かれています。その中の一つ、孝道山からの尾根道が左側から合流してきます。

下り道

峠から先は、下り道になります。この道は、この先、白幡町の鎮守、白幡八幡宮に至ります。

権兵衛坂道新道

谷底まで降りてきました。道の谷底のところで一方通行の予告のマークが現れ、再び、登り坂になります。

登り坂を登り始めると、一方通行となり、かなりきつい坂道になります。「浦島伝説と神奈河」によれば、この坂道は、昭和初期に作られた新道でそれ以前は、坂道になる手前から右に分かれる緩やかな坂道を登っていたそうです。

振り返る

坂の途中から今登ってきた方向を眺めます。右手奥に見える丘が孝道山に続いています。

左手の丘の上にある白い建物が浦島小学校です。この浦島とは、浦島太郎の浦島です。ここ神奈川区には、浦島伝説があり、地名となっている場所があります。例えば、浦島丘、浦島町、亀住町など。区のマスコットにも亀が用いられています。
続く