平戸地区

福寿橋を渡った先には、車止めの柵があり、バイクや自転車が乗り捨てられています。

駅前にあった地図を眺めていると、ここを左折した先に、品濃一里塚公園という場所があるとあります。寄り道になるけど、言ってみます。

交差点

道は細いながらも続いています。環ニに合流する交通量の激しい道を渡って、さらに奥へ。

雰囲気のある場所に来たなあと思いながら進むと、「品濃一里塚」という看板が出ています。

品濃一里塚(一里山)

なんと、品濃一里塚は現存していました。しかも、道の両側に。そして、ここまで歩いてきた道は、旧東海道なのです。説明板によると、この一里塚は、保土ケ谷宿と戸塚宿の間にあり、日本橋から9番目(つまり、一里(約4km)×9=36km)にあたります。

この一里塚の片側は、今まで歩いてきた品濃町。もう片側は、これから歩く平戸町にあります。「横浜の町名」によると地名の由来は、品濃は「山麓の緩傾斜地」を意味し、平戸は「土地の開けた所」を意味するそうです。昔は平戸の方が開けていたのですね。

品濃一里塚公園

品濃一里塚公園の奥へ行くと生産緑地が広がっています。

生産緑地の横には墓地と暗い坂道。駅前のマンション群と対比される風景です。
続く