ナガチョウヤトへ続く道

ローソン前の路地に入ると、その先はナガチョウヤトに続いています。「谷戸と暮らし2」によれば、ナガチョウヤトとは、細長い谷戸なのでその名があるそうです。

その入口右手の崖の上に、古碑群があります。その崖の上に登る道もあります。

古碑群

登った先に古碑群があります。どちらも庚申塔で左が元禄4年(1691)、右が万延元年(1860)。古いはずの元禄の方がむしろ、保存状態が良く、文字がくっきりと読めます。

切り通し

古碑群の裏に「この付近は自然保護地域です。」と書かれた地主の看板があります。

看板の前から峰道が続きます。おそらく、どこかに繋がっているのでしょう。古碑群があるのは古道である証拠です。掘割のような切り通しに入ります。

西蓮寺に続く峰道

切り通しを抜け、目の前に見えるJRの鉄塔の方に峰道は続いています。そこまで行ってみようと思いましたが、道沿いの畑にいる農家の人に怪訝な顔をされたので行き止まりかと思い、峰道を行くのが目的でもないので引き返します。

後で地図を確認すると、道はこの先、鉄塔の前を横切り、右手のナセグリーンゴルフ場の脇を通って、西蓮寺まで続いているようです。峰道とサクバミチ(名瀬町で畑の畦道の意)の区別は難しいです。
続く