森の中を彷徨

ここはどこなんだろう。今、思い出そうとしても、思い出せないです。かなり、焦っていた様子。明るい所に出ても、そこは、農家の裏庭を目の前にした崖だったり。出口を求め、さまよう。傍から人が見たら、不審者に間違い無し。藪の中をひたすら、歩きまくります。

脱出成功

とにかく、森は広くないはずと自分に言い聞かせ、藪の中を進みます。しばらくすると、藪が荒地に変わってきました。どうやら、放棄された家の跡地か畑のようです。これで森から出られる。ようやく、安心しました。入らないほうが身の為です。
出たところの柵を乗り越え、この場所専用の階段を降っていきます。

ふと、気づくとフリースにいっぱい、泥棒の実みたいな雑草の種をたくさん付けていました。必死になって、削ぎ落とします。通りがかった人が不審そうに見ていました。

階段を登ると

森を出て、里に出ました。赤い屋根の大きな農家が印象的でした。その家の横の階段を登っていきます。この先に何があるんだろう。
続く